健康経営推進施策
<指標と目標値>

健康経営推進施策の内容と、
指標とした数値とその目標値について

健康経営推進施策

1. 生活習慣病対策

1. 生活習慣病対策

  • 健康診断100%受診の徹底
  • 健康診断結果による産業医・保健師との面談、特定保健指導の実施促進
  • 再検査、精密検査の受診促進
  • 婦人科検診実施
  • 歯科健診の実施
  • 勤続20・30年社員への人間ドック費用全額負担
  • 健康セミナー(階層別、高齢者、女性向け)、測定会(血管年齢、体組成)の開催
  • 社内ウォーキングイベント経年開催
  • 健康情報定期配信
  • 日本健康マスター検定資格取得促進

定期健康診断受診率

年度 受診率
2020年 100.0%
2021年 100.0%
2022年 100.0%
前年比 +0.0%
取組目標値 100%

再検査・精密検査受診率

年度 受診率
2020年 67.0%
2021年 73.9%
2022年 77.0%
前年比 +3.1%
取組目標値 100%

特定保健指導実施率

※退職者・休職者を除き算出

年度 受診率
2020年 100.0%
2021年 100.0%
2022年 100.0%
前年比 +0.0%
取組目標値 100%

再検査・精密検査対象者割合

年度 割合
2020年 34.2%
2021年 33.0%
2022年 29.8%
前年比 -3.2%
取組目標値 15%

特定保健指導対象者割合

※40歳以上に占める割合

年度 割合
2020年 20.1%
2021年 18.7%
2022年 17.6%
前年比

-1.1%

取組目標値 15%

運動習慣・身体活動

年度 30分以上の運動を
週2日以上、
1年以上実施
歩行又は同等の
身体活動を
1日1時間以上実施
2020年 23.3% 40.3%
2021年 23.3% 40.4%
2022年 24.7% 45.6%
前年比 +1.4% +5.2%
取組目標値 30% 50%

健康的な食生活

年度 朝食欠食率
2020年 32.5%
2021年 32.1%
2022年 34.1%
前年比 +2.0%
取組目標値 20%

※重症化予防 参考数値

血圧リスク者率

※収縮期血圧180㎜Hg以上、または
拡張期血圧110mmHg以上の人の割合

年度 該当者率
2020年 1.1%
2021年 0.7%
2022年 0.5%
前年比 -0.3%

血糖リスク者率

※空腹時血糖が200mg/dl以上の人の割合

年度 該当者率
2020年 1.5%
2021年 0.5%
2022年 0.4%
前年比 -0.1%

糖尿病管理不良者率

※HbA1cが8.0%以上の人の割合

年度 該当者率
2020年 1.7%
2021年 1.4%
2022年 1.1%
前年比 -0.3%

2. メンタルヘルス対策

2. メンタルヘルス対策

  • ストレスチェック実施
    (実施義務対象外の拠点も実施)
  • ストレスチェック集団分析結果のフィードバック
  • 産業医、保健師による個別対応、店舗巡回
  • 店舗訪問による個人面談の実施
  • メンタルヘルス推進体制構築
    (職場復帰支援プログラムによる継続フォロー、相談窓口設置)
  • メンタルヘルスセミナー(ラインケア、セルフケア)開催
  • メンタルヘルスマネジメント検定受検の促進

ストレスチェック受診率

年度 受診率
2020年 94.9%
2021年 96.6%
2022年 96.6%
前年比 0.0%
取組目標値 100%

高ストレス者割合

年度 高ストレス率
2020年 16.6%
2021年 16.7%
2022年 15.6%
前年比 -1.1%
取組目標値 10%

3. 喫煙対策

3. 喫煙対策

  • 敷地内全面禁煙
  • 禁煙指導、禁煙達成者表彰
  • 「神戸マツダ卒煙サポートプログラム」スタート…卒煙セミナー、卒煙費用補助

喫煙率

年度 喫煙率
2020年 38.8%
2021年 36.7%
2022年 31.4%
前年比

-5.3%

取組目標値 2022年 35.0%
2030年 19.5%

4. 家族の健康増進

4. 家族の健康増進

  • スポーツイベント(ソフトボール大会など)への家族参加推進
  • 福利厚生施設の家族利用促進
  • 国内旅行
    (ディズニーランド、カニツアー、サマーキャンプなど)

5. 施策全体を通しての指標

5. 施策全体を通しての指標

  • 労働時間状況
  • 生産性損失(アブセンティーズム・プレゼンティーズム)
  • エンゲージメント
  • 平均年齢、離職率
  • 業績

労働時間状況

年度 年間総実労働時間 年間所定外労働時間 年間法定外労働時間 有給休暇取得率 有給休暇取得日数
2020年 2011時間 146時間 82時間 48.2% 8.5日
2021年 2045時間 164時間 94時間 49.6% 8.7日
2022年 2060時間 189時間 118時間 51.8% 9.1日
前年比 +15時間 +25時間 +24時間 +2.2% +0.4日
取組目標値 2100時間 150時間 50時間 50.0% 10日
年度 2021年度 2022年度 前年比
年間総実
労働時間
2045時間 2060時間 +15時間
年間所定外
労働時間
164時間 189時間 +25時間
年間法定外
労働時間
94時間 118時間 +24時間
有給休暇
取得率
49.6% 51.8% +2.2%
有給休暇
取得日数
8.7日 9.1日 +0.4日
 
取組目標値
年間総実労働時間 2100時間
年間所定外労働時間 150時間
年間法定外労働時間 50時間
有給休暇取得率 50.0%
有給休暇取得日数 10日

生産性損失

アブセンティーズム

年度 一人当たり病休日数
2020年 0.3日
2021年 1.3日
2022年 1.3日
前年比 0.0%

 

プレゼンティーズム

年度 損失割合
2021年 19.2%
2022年 18.3%
前年比 -0.9%

※調査方法:東大1項目版を用いて調査

社員意識調査結果
(Mazda Global Employee Survey)

エンゲージメント

年度 神戸マツダ 国内マツダ系販売店
2021年 39%
30%
2022年 37% 27%
前年比 -2.0%  

 

平均年齢/勤続年数

年度 平均年齢 平均勤続年数
2020年 44.3 17.5
2021年 44.4 17.8
2022年 44.7 18.3

 

離職率推移

年度 離職率
2020年 3.6%
2021年 2.8%
2022年 4.4%
前年比 +1.6%

業績【単位:百万円】

年度 売上高 営業利益
2019年 30,533 785
2020年 27,995 646
2021年 29,903 723
2022年 33,953 1,018
前年比 +4,050
+295

健康経営により様々な施策に取り組むことで、少しずつではあるもののヘルスリテラシーの向上が見られ、生活習慣改善に取り組む社員が増えてきています。
特に受動喫煙対策は労使で協力をしながら段階を踏み継続的に取り組んできた項目で、2022年度は中間目標の35%よりもさらに低下し31.4%となりました。
さらに2023年4月からは全社終日敷地内等全面禁煙を実施し、受動喫煙のない職場づくりを展開しています。

また重症化予防として、再検査・精密検査の受診勧奨や産業医・保健師によるハイリスク者のフォロー等で、治療が必要な人を確実に医療につなげることを徹底しています。
それにより受診率が77%と向上しただけでなく、データ上でも血圧・血糖のハイリスク者は減少してきました。

一方、ポピュレーションアプローチとしてアプリを用いたウォーキングイベントを2021年度から全社展開をしました。
まだ数年の経過ですが、運動や身体活動の改善の兆しが見えてきています。
食生活については、改善サポートを検討している段階です。

しかしながら、2022年度は有給取得は進んでいるものの労働時間や離職率が増加しました。
社会情勢の影響もありますが、これらはエンゲージメントの低下とも関連している可能性があり、ワークライフバランスの観点からもより働きやすい職場づくりを目指ししていきます。

  • 健康経営有料法人「ホワイト500」の認定
  • エコアクション21認証の取得
  • DX認定